オーディオ装置の選び方 その1. [AV FAQ]

プレーヤー、アンプ、スピーカー、ケーブル類。それぞれ固有の音を持っていて、組み合わせの良し悪しも多少はありますが、圧倒的にスピーカーによる音の違いが大きいのです。

ですから、一からオーディオシステムを選ぶときは、最初にスピーカーを決めましょう。自分がその音質に惚れ込んだスピーカーを如何に良く鳴らすか。が、良い音で音楽を楽しむための第一歩でオーディオシステムの選び方の基本です。手元にあるアンプにマッチするスピーカー。といった選び方は本末転倒です。アンプをすでに持っている場合でも、アンプのことは一旦忘れて、好きなスピーカーを選ぶのが良いでしょう。(ただし、アンプが真空管アンプ、特にシングルアンプの場合は、真空管アンプで駆動しやすい高能率で箱の大きめなスピーカーの中から、好みの音の製品を探し出す必要があります。)

すでに、一通りの装置を持っている人で、若干の不満、アップグレードしたい点があっても、今のスピーカーから、おおよそ、好みの音が出ている場合。スピーカーはいまのままで、アンプやプレーヤー、ケーブル類、スタンドなどを改善していくのが良いでしょう。スピーカーから出てくる音がイメージとかけ離れていた場合は、スピーカーの選択からやり直すのが良いと思います。

各コンポーネントへの予算の配分ですが、特に比較的低予算でシステム価格が20~30万円以下くらいの場合は、予算を機器ごとに均等に割り振るよりは、スピーカーに予算を大きく配分するのを勧めます。どうやっても、スピーカーの持つ品位以上の音質は期待できないからです。ただし、特に低能率や低インピーダンスなど、アンプにお金のかかるスピーカーを選ぶのは避けたほうが良いでしょう。(最近のアンプだと比較的低価格のものでも、充分にスピーカーを駆動する能力があります。)

ケーブル類にはセット価格の1~2割といった雑誌記事も有るようですが、トータルコストに制限がある場合は、信号ケーブル類はラインケーブルはオーディオテクニカの一番安価なOFCのシリーズあたり。スピーカーケーブルはBELDENの2497(ただし、このケーブルは高域の伸びがいまいちなので、高域方向が優れたスピーカーと組合わせるのはやめたほうが良いです)や、AETの1000円/mくらいのものを限度にして、コストをかけ過ぎないようにしてください。充分な予算がある場合も、最初からケーブルなどのアクセサリ類にコストをかけすぎるのは避けてください。アクセサリはオーディオシステムの主役ではありません。ただし、ブックシェルフスピーカーを使う場合、スタンドは余りに安物を使うと、スピーカーの音質を大きく損ねてしまうので、充分な強度のものを選んでください。

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tany

うちはスピーカー(4本)70万、アンプとプレーヤーで12万、ケーブル関係10万以上という、一見、アンバランスなシステムですけど、結構良い感じだと思ってます。ただ、プレーヤーの動作音に不満があるので、良いSACDマルチプレーヤーが無いかなぁと思う、今日この頃です。

by tany (2008-06-21 11:35) 

miya

何だかうれしくなる記事ですね。
もうじきVienna Acoustics T-3Gが我が家にやってきます。
色々なスピーカーを聞いて惚れ込んだスピーカーでもあり、ちょっと無理して購入に踏み切りましたがよかったんだなぁと思いました。
あとは我が家でどれだけ鳴らせるかですね。
T-3Gとは気長に付き合っていきたいと思います。
by miya (2008-06-27 00:43) 

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