isophon PH-2132E [AUDIO]

ドイツのオーディオメーカー イソフォン社の楕円型同軸スピーカーのPH2132Eです。

私の調べた限りでは、1954年から75年のカタログに掲載されていた、ロングセラー商品です。50年以上前の設計ですが、35~17KHzと広い再生帯域を持っています。Blogや螺旋館Webで何度か書いていますが、Vintage Audio製品でも、高級品に位置したものは、今の視点でみても決して狭帯域ではありません。オーディオの性能追求が非常に熱心にされた時代の製品で、ワイドレンジ、ハイフィディリティが追求されていました。当事の花形産業の一つなので、開発コストや開発者の技術・知的レベルも今より高かったのではないかと思います。

狭帯域のAMラジオのような音質のビンテージオーディオの音しか聴いたことが無い人は、スピーカーやアンプが劣化して本来の性能を発揮できていなかったのかもしれません。なので、私は繰り返し、“まともな”メンテナンスについても重要性を訴えています。勿論、このスピーカーも劣化が避けられないネットワークのコンデンサを軍用グレードのものに交換しています。

運良く、このスピーカーのメーカー推奨箱の設計図が入手できたので、製作しようと思います。今で言うところの、ダブルバスレフ方式に近いキャビネットでイソフォン社の1963年のカタログに掲載されていました。

ところで、詳しい人に聞いたところ、このPH2132のシリーズは、ツィータの仕様がインピーダンス違いなど数種類のバリエーションがあるそうです。中古市場、オークションなど、ちゃんとそろった仕様のものを売っているのでしょうか?また、この手のヴィンテージスピーカーについては、本来の性能を発揮する為の使いこなしのノウハウ料が、販売価格に反映されてしかるべきものと思います。ヴィンテージカーなんかもそうでしょう?

まあ、オークションにそれを期待するのは酷かな?それなら、その分やすくなくちゃね。最近は、知識やノウハウを持たない販売店でもビンテージオーディオ製品を扱い始めましたね。困ったものです。

# BOOKOFFで、希少本を扱ったら、本が可愛そうでしょう?

ちなみに、別冊ステレオサウンド ヴィンテージ・スピーカー大研究 (ユニット編) に掲載されている、本ユニットは、私のコレクションを貸し出したものです。


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コメント 2

横山

ネット検索で拝見しました。PH2132Eの推奨箱の設計図をお持ちとの事、頒布して頂くことは可能でしょうか?
ご検討下さい。
by 横山 (2016-06-03 11:38) 

YAS

下記エントリーのリンクを辿ってください。なお、ドイツのカタログとアメリカのカタログで若干寸法が異なり、国ごとの設定の違いがあったことがわかります。

http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2009-01-03
by YAS (2016-06-03 12:14) 

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